城陽市は、数多くの歴史資源と豊かな自然/街並み景観を有し、京都−奈良の中間地点(五里五里の里)として古くからの歴史を持つ街である。そして、現在、京都−奈良の「緑と太陽、やすらぎのまち・城陽」として未来にさきがけ様々な街づくりの計画が進められている。
そうした状況を踏まえ、「城陽市サイン計画」の内容を受けサインを中心とした、文化/生活的側面支援の在り方の検討とその設計を行ったものである。本計画では、市内の豊富な歴史・景観資源をいかして、「緑のふれあい」「歴史を振り返る」「コミュニティーづくり」「健康」「防災」の5つの項目の促進/形成を図る上で、緑と歴史をテーマとする散歩道を計画した。
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